日々のこと

ポテトサラダが好き。

昨日の出会い

昨日、17時からの商談である塾会社の取締役の方とお会いしていた。

 

名刺みて取締役とわかったけど、ふつうのおっさん。

 

ただ話出すと本当に面白かった。

仕事柄人材育成の話になった。

その方は塾講師として何百人もの生徒を見てきたこともあり今では、保護者に対しての

教育セミナーや教員の育成も行っている。

 

その内容がとても面白く自分の後輩への指導にも繋がる話だった。

例えば、褒め方である。

普段80点や90点を取る子供が100点満点中のテストで50点をとってきた。

この際に親としてどう対応するかが問題。もちろん正解はないが。

 

親「なんで今回は50点だったの?」

子供「部屋のクーラーが寒くて、テストに集中できなかった」

親「は?全員同じ条件じゃないの!ちゃんと勉強してなかったんでしょどうせ!!」

 

と普通であれば、訳も分からない言い訳に対して基本は切れてしまうのがふつう。

 

しかしコーチング的なやりとりでいうと下記方法がある。

親「なんで今回は50点だったの?」

子供「部屋のクーラーが寒くて、テストに集中できなかった」

親「そっか。他には?」

子供「他は、後ろの子がちょっかいを出してきて集中できなかった」

親「そか〜後ろの子嫌なことするね!他にはある?」

 

とどんどん子供から引き出していき、本来自覚している原因を

引き出していく方法をとったりする。

 

自分では勉強をおろしかにしたことは子供自身わかっているが、

あたらめてPDCAを回す機会を作るのも親の役割であり、これば

職場でも部下・後輩に使える手法だと感じた。

 

つまり相手の中に砂漠状態を作り、解という水を与えてあげる役割を上司・先輩・親が

行う。

そうすると納得感が湧き、相手に対するアドバイスもうまくいく。

 

後輩に考えさせ、なにがいいのかを自分から導き出す癖をつけさせる。

砂漠状態を作ることが求められる。

 

この話を聞いたときに、これは何にでも応用がきくなと感じました。

営業もそう、部下・後輩育成もそう、恋愛にも活かせる手法だ。

 

とても実りのある話ができた。

あーー楽し。