美味しくないけど、また来たくなる店
ある日営業で京橋から3駅くらいにある安徳駅におりたんです。
営業おわって、ちょうど12時前だったのでこの辺で何か食べよと思って店を探してまわったんですよね。
そしたら、見つけたのがここ。
亀鮨
角にあって、むっちゃ汚くて、歴史ある感じで、営業中って旗立ててるんですよ。
やのに入口に準備中って書いてあるし、なんやねんと思って入ったんですよ。
そしたらもちろん客僕だけで誰もいないんですよね。
それも壁に私たちは巨人ファンですってポスター貼ってるし、巨人サインいっぱいあるし、長嶋監督と選手の集合写真もあるんです。
すご!
って思ったのと、僕の親が熱烈な阪神ファンなんで心境的に複雑でした。
ちなみに僕野球の知識その辺のアメーバくらいしかないんで、選手の名前見ても何も感じませんでした。
んで、寿司屋なのに昼飯に寿司だしてない感じで唐揚げ定食頼みました。
ただそこからが、感動したんです。
そこのおばちゃんがまだ昼飯の準備何もしてなかったんですよ。
ちょっと今から用意するから、ちょっと待ってね〜
っていうんで時間あるから待つことにしたんです。
んで、その時間メール処理と提案書作ろうとパソコンと携帯出したら、ウチそれ禁止だからって言うんです。
そういう規律が店にあるみたいですごい不思議でした。
んで、なんでその規律あるんだろうと考えたんです。まあ何もやることないし、目の前に長嶋監督しかいないし。
んで、考えあぐねた結果店の人の単なるオナニーなのかなと思い、そこで思考停止しました。
友達と2人で来た時携帯触ってるとコミュニケーションに障害でるし、会話がしっかりできないとか色々あるのかもしれない。
確かに一理あるし、面白いな〜〜と。
今時こういう規律ある店少ないし、新鮮で楽しめました。
僕が店出すとしたら、同じく規律作ってみたいですね。
カップルのイチャつき禁止!店の人がそれを見ると悲しくなるから!
みたいなモノとか作ると、逆に面白がってカップルが沢山きたりして。
んな、妄想をひたすらに膨らませたので満足でした。
規律っていうのは、ある種制限することで状況を面白くすることもできるんだな〜と。
ちなみにご飯はあまり美味しくなかったです。
ただご飯の出てくる順番が面白くて、
①からあげとエビフライ
②味噌汁:ナスと卵と豆腐入ってる。
③白ご飯
④ほうれん草のお浸し
と2分感覚で出てきました。
新しい。
ただおばちゃんが気さくで凄い話しやすかった。
また来たいと思うか思わないかって、ほんと些細な仕掛けで左右されるのかな。
会計の時にほんの少しの声かけがあるか。
ほんの小さな意外性とサービスがあるかないか。
あともうちゃいクーラーの温度を低く設定するかしないか。
きかして欲しかったな〜
汗かきながら昼飯たべた。
最近この漫画にはまってます。